久々に長編の原書を読みきる。

ジョン・アーヴィングは細部を楽しむというより、多少分からなくても辞書なしで勢いで読みきってしまう方が楽しめると思う。

とにかく、いろんな悲劇が次から次へと起こるので退屈はしない。しかし冷静に考えるとこの人は悲惨な話が多い。

サロンドットコムによる人の人生が悲劇的な結末を迎えたからと言って、その人生が悲惨なものになるわけではない、という解説は正に的を得ています。

現在、こんな小説を書ける人は世界でもこの人しかいないと思うので貴重と言えば貴重だ。

しかし、やっぱりあのシーンはアメリカ文学史上、最もおぞましい。

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