リチャード・パワーズの処女作『舞踏会へ向かう三人の農夫』を柴田元幸訳で読む。

リチャード・パワーズは間違いなく現代アメリカ文学の最重要人物である。やはりその特徴は圧倒的な知識量と縦横無尽な文章力である。ピンチョン、デリーロの後継者と言われているが、両者に比べればまだ文系に近いような気がする。もし自分が誰か好きな作家になれるのであれば、現代であればパワーズになりたいと思う。

この作品もかなり難解であり、原書で読むのは早々に諦めた。よくできた作品であるのでもう少し読めるようになったら再読してみようと思う。リチャード・パワーズを原書でしっかり読めるようになることは私の目標かもしれない。

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