リチャード・ライトの自伝を原書で再読。

この人は小説も自伝も同じような書き方をする人だと思う。
基本的には小説においても自分の経験が基になっているという人だと思う。言いたいことが山ほどあって、それを全て言わないと気がすまないというか。しかしすごいパワーがあるのは、やはり黒人という人種問題がいかに切実なものであるかということを物語っているのだろうか。私はどうやらすごいパワーがあり、それを発揮する場所がなくもてあましているようなものが好きらしい。そういう意味ではこの作品は正にそういった作品だと思う。

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