夢十夜

2005年10月8日 読書
自分には不治の病が二つある。
一つは酒乱でありもう一つは不眠である。

不眠といっても中々眠れないというものではなく、必ず夢を見て朝起きるとぐったりと疲れているというタイプの不眠だ。

自分にとって夢というのは楽しいというより、なんかぞっとするものである。自分の見慣れた生活に突然、ふだん全く思い出さないような人が現れたり、とんでもない失敗をしでかしたりするのである。昨夜は教育実習中にとんでもないミスをやらかす、という夢だった。

この本を読むと漱石氏もひょっとしたら不眠かしら、ということで自分の不眠に納得することが出来るのである。女、死、歩く、など我が夢の常連さんが顔を揃える。偶然だと思うが漱石氏が留学していた頃からイギリスも不眠という言葉が使われ出したらしい。

今夜はどんな夢十一夜でしょうか・・・。

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