ジャミロクワイの新譜が出たみたい。
駅に行く用事がないのでまだ買ってないので旧譜を聴くことに。

私の大学生活はまさにジャミロクワイ全盛期という時代だった。
6、7年前には東京ドームでコンサートやったんだよなあ。

高校時代の私の中の現役ミュージシャンランキング1位のブラーは大学に入ってあっさりジャミロクワイにその座をゆずり渡し、レディオヘッドを知るまでの短い期間、私の中のNO.1でありました。自分の思い入れを差し引いても、今聴いても中々良いのでは、と思う。

■NBA、スパーズ優勝。オーリーはあいかわらず勝負強い。

6月26日の日記

2005年6月26日
久々にアクティブな週末を過ごす。

■金曜
学生時代の友人と沖縄料理屋にて飲み会。
ゴーヤチャンプルをつまみにビール、泡盛を飲む、飲む。
ゴーヤチャンプルとビールほど一足早く訪れた夏日に合う組み合わせはないかも。
女性2人は今年に結婚、しかも一人はロンドンに嫁入りということで今後はみんなが集まることもなくなるのかなあとセンチメンタルに。。

■土曜
語学学校のクラスの飲み会。
あまりよく知らない方と食事をするのは苦手な私ですが参加すると面白い話が聞けることが多い。
少しずつでも打ち解けられると良いなあ。

■今週の笑った見出し
久米宏激怒!!
スポーツ新聞にて、あんな温和そうな人が激怒なんてするのかしら・・。

宮殿泥棒

2005年6月23日 読書
最近、ジムに行ったり、たくさん本を読んだりと学生の鏡のような生活をしている。

そんなことを考えていたら、この小説が思いうかびました。
作者のイーサン・ケイニンは名門アイオワ大学(たぶん)文学部卒業後ハーヴァードの医学部の大学院に在籍中の27才時に小説家デビューしたマジメなユダヤ系の秀才。

アメリカ文学においては秀才は好まれない。
ハックルベリー・フィン、ホールデン・コールフィールド、エイハブ船長にしろ、基本的には悪童(エイハブは悪爺か)である。

そんな中でマジメな人を主人公にマジメな小説を書くのがこの人。マジメに生きるのも悪くないなあと思える作家です。
マジメに生きてきた人の前に不真面目な男が現れて、主人公が人生の選択をする必要に迫られるというパターンが多い。

表題作の宮殿泥棒はキマジメな教師ととんでもない悪童のお話なのですが、もし自分が教員になんてなったら、こんなことになりそうだなあというお話。

■100語でスタート英会話というNHK教育の番組をたまに観る。なぜかBGMはダフト・パンク。今日はブラック・アイド・ピーズのおまけつき。NHK教育、良い感じです。

■昼食を食べながらTVショッピングをなんとなくつけていてびっくり。商品はなぜかシルクのトランクス。柄は和風のテイストの浮世絵です・・・、て誰が買うんでしょう・・。
最近ジムに通いはじめた。
徒歩5分に区営のジムがあり、何度も通ってみようと思いながら根性なしの私は3日坊主。

今回はとりあえず2回は行った。
どこまで続くことでしょうか。

ジムと言って思いうかんだのがなぜかこの小説。
村上春樹の中では一番好きな小説です。

中学生の主人公がとにかく鍛える、鍛える。
とにかく本読む、本読む。
ある意味、学生の鏡。

ムーン・パレス

2005年6月18日 読書
とんでもないところで昔の知り合いと再会。
私はこの手の話が本当に多い。

会社の同期に小学校の同級生がいたり、大学に入りなおしたら職場の人の友人がいたりする。

こんな偶然の出会いと言えば、英米文学で言えばデヴィッド・コッパーフィールドかポール・オースターかというところでしょう。

とても良いお話です、英語も簡単。

あらすじ

人類がはじめて月を歩いた春だった。父を知らず、母とも死別した僕は、唯一の血縁だった伯父を失う。彼は僕と世界を結ぶ絆だった。僕は絶望のあまり、人生を放棄しはじめた。やがて生活費も尽き、餓死寸前のところを友人に救われた。体力が回復すると、僕は奇妙な仕事を見つけた。その依頼を遂行するうちに、偶然にも僕は自らの家系の謎にたどりついた…。深い余韻が胸に残る絶品の青春小説。

ポーの一族 (1)

2005年6月16日 読書
萩尾望都のちょっとすごい漫画。
主人公がエドガーとアラン、タイトルがポーの一族。
アメリカの作家エドガー・アラン・ポーということです。

エドガー・アラン・ポーを彼女が解釈するとこんな漫画になったということです。内容はとてもグロテスクなのですが、そこは少女漫画、素直に読めます。

ポーはちょっととんでもない作家であるため、それをタイトルにした漫画があるというだけでも驚き。

推理小説の祖と言われる「モルグ街の殺人」では犯人は誰だという懸賞つきクイズをだして雑誌の部数を伸ばして、最終的に犯人は人間じゃなかったという強力なオチをつけ正解0。おそらく苦情が殺到したことでしょう。
ベン・フォールズの新譜を購入。
昔からファンで今でも新譜を購入する数少ない人の一人。
他はレディオヘッドとジャミロクワイぐらい。

内容は相変わらずの良いメロディー。
今回はポップな感じではなくピアノがメインの泣きのメロディー中心。
本当にソロになったんだなあと感じます。

良質の音楽、その一言に尽きる。

■数年ぶりに公共のジムに行く。相変わらずインストラクターはとても親切。住民税が高いのもしようがないね・・・。

ビラヴド

2005年6月13日 読書
現在アメリカ最良の黒人作家トニ・モリスンの代表作を日本語訳で読む。正直、私はこの作家がとても苦手である。あまりにも書かれていることが重すぎて感動を超えてぞっとしてしまうから。南北戦争の頃の黒人奴隷を描くこの作品もやはりそう。途中からは小説を解釈するということを放棄して、ただページをめくるしかない。ビラヴド(愛されし者)というタイトルの通りにこの時代に死んでいった無数の黒人奴隷の人々への鎮魂歌というべき作品です。

■先週末は学生時代の友人と痛飲。4件ハシゴはさすがにきつい歳になってきた。みんなストレスがあるみたい・・
本日、大学の講義にて。

かなり個性的な某有名教授が、基本的に人の趣味にとやかく言うつもりはないが、ライオンとか鹿なんかの首をインテリアにする人に関しては勘弁してほしいと発言。まさに自分もその通りで、部屋にそんなものを飾って落ち着くのかしら・・と思う。

この習慣は19世紀のイギリスからはじまったらしい。
虎がインドの山奥やシベリアにしかいないのも、カモシカが高い山の上にいるのもこの時代のイギリス人ハンターが撃ちまくったのが原因らしい。

見世物小屋などもこの時代の文化とのこと。
要するに相当に退屈な時代だったので、貴族の暇つぶしにあらゆることが行われたらしい。

おそるべきビクトリア時代のイギリス。
教育実習でなぜか使ったのが佐々木マキさんの絵本。

基本的にはプリントは手書きで書いて余白には佐々木マキさんのイラストを参考にしてイラストを書いた。

それがなぜか生徒に好評でした。
いつの日か、あれは佐々木マキさんだったのかという生徒も出て来ることでしょう。

ドラエモンとかだとこどもっぽすぎる気がして・・。
ていうか私が彼女の絵の大ファンというだけです。

仕事さがし

2005年6月9日
教育実習という職探しを妨げていた大きな要因がなくなったため今日から就職活動。

まだ教員免許も取れてないし、大学院受験等もあるのでアルバイト程度だけど、働かなくては生きてはいけない。ということで今日は塾の講師という仕事の面接に行ってきた。

慢性的に人手不足な雰囲気があり、あっさり合格した模様。
日程、校舎がきまり次第連絡くれるとのこと。
かなりいいかげんだなあと思う。

世のお母さんは塾というところでどんな人が教えてるかって分かってるのでしょうか?
しかし大盛況、不思議だ。

まあ初めての仕事なので頑張ろうと思う。

■ワールドカップ出場決定
サッカーを観ると自分の中に少しでも愛国心があったことを知り驚く。でも良かった、良かった。

英語のお勉強

2005年6月8日
英語のお勉強を本格的にはじめた。

一応、大学入試、大学と英語を勉強してきたのだが、大学での英語は文学作品に偏っているし、その後はSFなんかを乱読してきただけのため予想以上に英語力ないなあ、という日々。

大学入試の時の問題集からやり直しだな。

でも途中で飽きて小説読んじゃうんだよね、やれやれ。
内容も面白くて英語力も伸びる、都合の良い問題集などないものか・・・。

これから少しづつでも勉強法を模索していこう。

6月6日の日記

2005年6月6日
教育実習の3週間が終わった。

失敗もしたけど精一杯できたと思う。
自分がこんなに子どもが好きだとは正直思わなかった。

今までは自分の子どももいらないかも、とか思っていたのに。
とにかくみんなかわいい子どもだった。

自分の人生の選択肢が絞れてきた気がする。
今はとにかくお勉強、お勉強。

5月14日の日記

2005年5月14日
大学のレポートを1つ仕上げる。
テーマは19世紀の都市と人間のありかた。

興味深い指摘をボードレールから、どうやら19世紀中ごろにフラヌール(高等遊民)なる不労所得のある人々が出てきたらしい。そんな人達が現れてから都市が変わって来たとのこと。極論だが文化と犯罪は暇人が生み出すものといったところか・・

来週からの実習で胃が痛くなりそうな日々。

上司

2005年5月12日
以前の会社の上司と飲む。
営業で体育会系の方なので、ちょっと怖いのですが辞めたらむしろ話やすかったかも。しかしあらためて、営業という職種の人は濃いなあと思う。

■実習の教案作りが大変。

■大学のレポートもたまっている。

ということで大学卒業、卒論、教育実習、就職の全てを行った大学時代の友人に尊敬すら感じる今日この頃。忙しすぎ。
教育実習の準備で忙しい日々。

私の唯一の我儘は子どもにベット・ミドラーのThe Roseを聴かせること。この曲は私が中学生の時に英語の担当の先生から聴かせてもらった曲です。

今聴いても涙できる、本当の名曲です。

The Rose

Some say love, it is a river
that drowns the tender reed.
Some say love, it is a razor
that leaves your soul to bleed.
Some say love, it is a hunger,
an endless aching need.
I say love, it is a flower,
and you its only seed.

It’s the heart afraid of breaking
that never learns to dance.
It’s the dream afraid of waking
that never takes the chance.
It’s the one who won’t be taken,
who cannot seem to give,
and the soul afraid of dyin’
that never learns to live.

When the night has been too lonely
and the road has been to long,
and you think that love is only
for the lucky and the strong,
just remember in the winter
far beneath the bitter snows
lies the seed that with the sun’s love
in the spring becomes the rose.

ローズ


ある人は、愛は川だと言う
優しい芽を溺れさせる
ある人は、愛は刃だと言う
魂に血を流させる
ある人は、愛は飢えだと言う
終わりのない痛ましいほどの欠乏感
わたしは愛は花だと思う
あなたはそのたったひとつの種。

傷つくことを恐れる心は
決して踊るようにはなれない
目覚めることを恐れる夢は
決してチャンスをつかむことができない
奪われることを拒む人は
与えることができない
死ぬことを恐れる魂は
決して生きることを学べない。

夜があまりにも孤独で、
道はあまりにも遠く、
愛は、幸運で強い人にだけ与えられるもの
そんなふうに感じられるとき、
思い出してほしい、冬の間、冷たい雪の下に横たわる種は、
太陽の愛を受けて、
春には、花ひらく薔薇になるのだと。

GW

2005年5月5日
とりあえずお勉強も一段落。

教育実習の打ち合わせも終了。
実習生は私一人、プログラムに実習生代表の挨拶という言葉が・・
300人の生徒を相手に何を言えばいいんでしょう?
まあでも楽しみです。

■尼崎の鉄道事故でボウリングがどうのこうのという話題。もうちょっと建設的な話題を提供できないものか・・・。

■久々に学生時代の友人と飲む。楽しい、しかし少し心配。

4月30日の日記

2005年4月30日
GWというのにお勉強の日々。
といっても人ごみが大嫌いな私はどこかに行ったという記憶が全くないので例年どおりなのです。

最近、男友達で携帯メールを頻繁にやりとりしている人がいる。なんとも不思議な感じだ。まわりから見たら男同士のメールのやりとりとは変態以外のなにものでもないような気がする・・

■尼崎の鉄道事故に大いに衝撃を受ける。なんかその事故のメディアの取り上げかたにも大いに疑問がある。なんか被害者の方への配慮が足りないというか。今後、いろいろなことが分かってくるのでしょうが・・。
マーチン・スコセッシの新作アビエイターには少々がっかりでした。
昔から好きで今でも良い作品を作り続けているのはロバート・アルトマン監督でしょう。この作品はドキュメントタッチな作品になってますが、特にドラマもなく淡々とあるバレエ団の日々を追っていく映像です。このような撮り方をして退屈させないのがこの監督の真骨頂でしょう。物語を書かずに美しさを描ける数少ない芸術家の1人です。本当に美しい作品です。

ソラリス

2005年4月24日 読書
惑星ソラリスを探査中のステーションで異変が発生した。
謎の解明のために送りこまれた心理学者ケルヴィンの目の前に自殺したハリーが姿を現し、彼はやがて悪夢のような現実と甘やかな追憶とに翻弄されていく。

レムのSFの古典のポーランド語原書からの新訳。
宇宙における未知なるものとの遭遇という古典的テーマを扱っているが、その未知なるもの『海』がディティールまで細かく描写されていて存在感が圧倒的である。
その中に自分とは何か?のような哲学的な要素まで取り込んだ非常に懐の深い作品である。

SFとしての完成度は非常に高い。

1 2 3 4 5 6 7

 

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索