学校のお勉強のために図書館で借りて読む。

著者の一人は母校ではちょっとした有名人で、授業は大人気でひどい時には大学の受験よりも倍率高いんじゃないのって時もありました。クジ運の悪い私は一度も受けられずじまいでした。

私もこの本の言っている事にはおおむね賛成で小学生に中途半端な先生が中途半端なかたちで教えるべきではないと思います。やるからにはしっかりと計画を立ててお金も人も使ってやるべきです。小学生の貴重な時間を使うんだもん。ハローとかグッドモーニングとかを教えるだけなら中学生からで十分だもんね。

もし自分が「総合的な学習の時間」を持つことになったら何を教えられるでしょうか?小説の読み方を国語の補足として教え、サラリーマン経験を活かしてより泥臭い経済を社会の補足として教える、ぐらいしかできない・・・。やっぱりこのシステムは無理がある気がするなあ・・。

ねぎま鍋

2005年2月27日
彼女と自宅で鍋をする。

だいたい毎年、冬には1回はやっていて、昨年はキムチ鍋だったと思う。
今年は江戸っ子の庶民料理、ねぎま鍋をしました。

材料はねぎとまぐろのみで、辛めの醤油味で食べる、ものすごくシンプルな鍋です。最後にうどんではなく、江戸っ子らしく蕎麦でしめました。
まぐろもねぎも煮すぎると美味しくなくなるため忙しい鍋で、味も食べ方を江戸っ子らしくて面白かった。

私は以前、勤めていた時は神田によく仕事に行ったのですが、神田の蕎麦屋も醤油味がすごい辛くて、やっぱり東京の料理って関西の人が食べると辛すぎるかもね。それが私は好きなんだけどね。

今度はお店で食べてみよ。
リチャード・パワーズの処女作『舞踏会へ向かう三人の農夫』を柴田元幸訳で読む。

リチャード・パワーズは間違いなく現代アメリカ文学の最重要人物である。やはりその特徴は圧倒的な知識量と縦横無尽な文章力である。ピンチョン、デリーロの後継者と言われているが、両者に比べればまだ文系に近いような気がする。もし自分が誰か好きな作家になれるのであれば、現代であればパワーズになりたいと思う。

この作品もかなり難解であり、原書で読むのは早々に諦めた。よくできた作品であるのでもう少し読めるようになったら再読してみようと思う。リチャード・パワーズを原書でしっかり読めるようになることは私の目標かもしれない。
私はけっこう映画好きだ。

大学時代は文芸の創作を専攻していたこともあり、映画の授業も取っていたし、映画を撮っている友人もいた。学生時代は週に1本は必ず見ていたけれど、今は月に1本くらいです。

好きな現役映画監督を3人あげるとしたら、マーチン・スコセッシ、ロバート・アルトマン、マイケル・ウィンターボトムである。次点でデヴィッド・リンチとウッディ・アレンかな・・。

そんなスコセッシの中でも一番好きなのがレイジング・ブルです。たぶん5回は見ていると思うのですが、何度見てもラストでじ〜んときてしまいます。主人公が悪い人ではないのに、なんかうまくいかないんですよね。すごく力強く生きてるんですがね、ずるさがないと言うんでしょうか。不器用というのとも少し違うんだよね。とにかく主人公に感情移入しまくりで見るのが正しい見方でしょう。

最近期待を裏切り続けているスコセッシですが、アビエイターには期待しよう。

英語で日記

2005年2月24日
英語で日記を書いてみる。

I went to follow a procedure for unemployment insurance in the morning.

After procedure I went to the language school,and I felt relieved because it was not late.
I studied a necessary word,when I live in Germany for the first time.For example public office,greeting to neighbors ..

After school,Iwent to travel agency to buy Ticket to Taiwan.I could do it no plblem.

I look forward to meeting my friend in Taiwan.

Now I read 『Black Boy』by Richard Wright.

やっぱり英語を書くのは難しい、報告書みたい。
今後はブラッドベリ風やナボコフ風(無謀)、ヘミングウェイ風なのも書いてみようと思う。まずは第一歩。
Mr.Childrenは私の正に青春時代のバンドである。

というわけで年末に学生時代の友人と会ってカラオケに行ったりするとミスチルメドレーということになる。私の世代で誰もが知っている歌という事でミスチルとサザンは貴重なのかもね。

学校を卒業してからはほとんど聴いてないのですが、久々に聴いてみたら2曲目の蘇生という歌の歌詞にぐっときました。J−POPも侮れないですね。という事で今年の年末のカラオケはこれで決まり、まだまだ先ですが・・。

そう何度でも 何度でも
僕は生まれ変わって行ける
そしていつか捨ててきた夢の続きを
暗闇から僕を呼ぶ
明日の声に耳を澄ませる
今も心に虹があるんだ
何度でも 何度でも
僕は生まれ変わって行ける
そうだ まだやりかけの未来がある

正に半年前の私の心境なんだよね。参った。
久々に車に乗った。

友人を乗せている時はグリーンデイやU2なのだが、一人で帰宅の時にはレディオヘッド。もし事故死したら、自殺だと思われるかもね・・。でも落ち着く。

ヘイル・トゥ・ザ・シーフはやっぱり良いアルバムだ。
そう言えばこのアルバムが出た時のコンサートに行ったのだが、トム・ヨークはあまりにも小さかった。幕張メッセ広すぎです。
後ろはお酒が飲めるからそれはそれで良かったけど。

やっぱり1曲目が好き、テンションが上がる。

■3月に台湾に行く事になった。

■なんか堀江社長を応援したくなってきた。なんかフジTVの社長に今ひとつ好感を持てない。

高校時代

2005年2月21日
通っている語学学校のクラスに3人の高校生がいる。

将来のこともしっかり考えている子達で、今日も主婦の方と最近の若者は本当にしっかりしているねえと感心していました。

そんな私の高校時代はどんなだったろうか?

都立の普通科高校で中学時代にオール3の子が通う学校だった。
2年生の夏まではバスケット部として活動。部活を辞めてから、突然読書に目覚めた。きっかけは村上龍の『69』、村上龍を読破し、村上春樹を経てフィッツジェラルド、サリンジャー、カポーティと翻訳の海外文学マニアになってしまった。

原書で読んだのは『ライ麦畑』だけだったが、これが英文科へと進むきっかけとなった。お金もなかったのでドトールコーヒーで良く読んだ記憶がある。ビートニクに憧れて煙草も吸ってた、ファッションはビートルズのジョージ・ハリスン。一体私は何者だ・・。

そんなわけで高校時代の私は本の中に生きてたわけで、全く思い出というものがない。それはそれで悲しいのだが当時はそれが楽しかったんだよね・・・。

そう考えると今も変わらないかも!?

バスケットボール

2005年2月20日
私は日曜日はバスケットボールをする事が多い。

という事で本日も学生時代の友人とバスケット。今日は顧問の先生のおまけつき。

私は現役時代(4年程)は主にディフェンスの選手だった。背が低かったのでとにかく良く走り、相手を激しくマークしていた。攻めは苦手で、常に点を取る選手に良いパスを供給する事を心がけていた。

今では長いブランクもあり走れなくなってしまったので、もっぱらパサーに徹している。
しかし、パサーというのはとても難しい。どこに出して欲しいのかが分かる選手というのはごくわずかである。意思疎通って本当に難しいのね・・・。

という事で全く存在感のないまま試合を終える事も多々ある。
そして段々と相手を選ぶプレースタイルになっている気がする、分かる人にだけ分かるというか。でもお前だけがちゃんとパスをくれるとか言われるとうれしい。

シカゴ育ち

2005年2月19日 読書
スチュアート・ダイベックの連作短編を柴田元幸氏の訳で読む。

この人はおそらく柴田さんがいなければ日本で知られる事はなかったと思う。

柴田元幸氏は私の最も好きな翻訳家である。理由はやはり知られていないけど個人的に好きな作家を翻訳するいうスタイルである。私の遠くにある夢としていつか1本ぐらい自分しか知らない作家を翻訳したいという思いがある。

この作品はダブリン市民のような連作短編であり、一言で言えば、シカゴの労働者階級をとても優れた技巧で書いている。

私には初期のヘミングウェイを思わせた。
久々に長編の原書を読みきる。

ジョン・アーヴィングは細部を楽しむというより、多少分からなくても辞書なしで勢いで読みきってしまう方が楽しめると思う。

とにかく、いろんな悲劇が次から次へと起こるので退屈はしない。しかし冷静に考えるとこの人は悲惨な話が多い。

サロンドットコムによる人の人生が悲劇的な結末を迎えたからと言って、その人生が悲惨なものになるわけではない、という解説は正に的を得ています。

現在、こんな小説を書ける人は世界でもこの人しかいないと思うので貴重と言えば貴重だ。

しかし、やっぱりあのシーンはアメリカ文学史上、最もおぞましい。

プリングル

2005年2月17日 趣味
以前、彼女からプレゼントされたカシミアのセーターが見事に虫食いされていたので修理に出していた。

セーターの修理に出すなんてのは初めての経験だったのだが、本日無事に戻ってきた。

ちゃんと直してくれて、料金も1,000円足らずだった、対応も親切。
頼んでみるものですね。
という事で私の中でプリングルさんと最近めっきり評判の悪い某オーナーさんの百貨店が好きになりました。

ちょっと洋服の話。

サラリーマンをやっていた時はずっとスーツで土日のみ私服。
しかも片方は家でのんびりするため私服がほとんど必要ない。

という事で毎日学校に通っている身となった今、着る服がピンチである。誰も見てないとは思うけど、やっぱり気になるものです。スーツは楽と言えば楽なのかも。
語学学校は10名程度のクラスなのですが、その中に高校生が3名もいることが判明。

しかもとてもしっかりしている。

自分が高校生の時は学校のお勉強以外の語学をやるなんて発想すらなかったから、感心してしまう。

なんにしろ若い人が頑張っているのを見るのは刺激になる。
サラリーマン時代はおじさんが頑張らないのを見るとやる気が一気になくなるのと逆です。

もはやこれだけでも語学学校に来て良かったと思う。

語学学校

2005年2月15日
青山にある某語学学校に通いはじめた。

ちょっとマニアックな言語であるため受講者も変わった理由が多くて面白い。

スイス人と結婚してスイスに行かなくてはいけなくなった人がいたりします。

先生も良い人で雰囲気も和やかでホッとしてます。
大学で2年も勉強したのに、よろしくという言葉をはじめて知った。接続法とかはしっかり覚えているのに・・・。

大学での第二外国語学習の方法も考えものかも。

とにかくこれからがんばろう。
誕生日に祖母よりお小遣いをいただいた。

祖母にはとても感謝してもしきれないのだが、いつもひどいお金の使い方をしてきたように思う。

という事で今回は有意義に使おうと考え、英語を仕事にする人の必需品と言われるリーダーズ英和辞典を購入。
私は英文科を出てはいるものの、創作コースというものに途中から入ったためずっと中辞典レベルで卒業してしまった。OEDに至っては図書館で1回しか使った事がないと思う・・・。だんだん英文科の学生らしくなって来たと前向きに捉えよう。

■オペラ座の怪人

チケットを頂いたので見に行く。こういう話だったの。混んでたので人気はあるみたいね。

27才

2005年2月12日
今日で私も27才になりました。

神宮前のフレンチで彼女とお食事しました。
お店は久しぶりのヒットでしたのでご紹介します。

検索エンジンにかかるのが嫌なので店名は出しませんが、興味のある方は神宮前2−31−7で検索してみて下さい。美味しくて、びっくりする程リーズナブルです。

27才になっても男は特に感想はないよね。
同じ歳の彼女が27になった時は、まだまだ結婚も出来そうもない男と付き合っている事に憂鬱になった模様。申し訳ないとは思うのですが、今はどうしてもやりたい事がある。

私は本当に我儘な男だと思う。
そんな27才でした。

ヒヨコ様へ

2005年2月11日
azure様。

お気に入りに追加させていただきました。
「ケルベロス第五の首」を読む女性がいるとは正直びっくりしました。
SF屈指の技巧派のかなり難解な作品。英文科の人間でも原書で読みきれる人はいないのではないかと思う。翻訳した柳下氏には敬意を表します。翻訳で読んだのですが自分としては読めなかったなという本でした。ただすごい作品ではあると思う。

サッカー

2005年2月10日
昨日はサッカーのW杯予選北朝鮮戦を見る。

大黒のゴールで辛くも勝利。
サッカーって野球や陸上等に比べて解説、実況が熱くなりすぎなのが難点だが面白かった。

僕はサッカーをたまにJリーグの試合を見に行くのだが、どうしてもサポーターという人達が苦手だ。なんか余計なことを言うと怒られそうな気がして緊張してしまう。

そんなことをサポーターの友人に言ったら、お前は酒が足りないからだと言われた。

あの人達ってみんな酔っ払っているの???

火星年代記

2005年2月7日 読書
最近、英語を読むのがつらい時期があり、以前読んだものの再読で頭を切り替えようと読みました。SFの古典ですが、やっぱり面白いは。アメリカの高校生ぐらいが読む本なので英語も易しいし。日本の高校もこんなのを教科書にすれば英語好きな学生も増えるのではと英語教育者を目指す者としては思う。

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