教育学

2005年3月26日
風邪も治り気味なので散歩がてら早稲田大学で行われた教育関係のシンポジウムに参加。大学が近いというのはこういう時に本当に便利。

テーマは『キレやすい子どもにどう取り組むか』

すごいタイトルですよね。
会場は少年犯罪に関わる警察庁の方、現役教員、カウンセラー等をパネリストにしてなかなか盛況。

年頃のお子さんを持つ聴衆の方がヒートアップする一幕もありましたが無事終了。

私としては司会をなさっていた早稲田の本田先生の説明が非常にわかりやすく、ファンになりました。結論としては最近の子どもがキレやすいのは単なる素行不良だけでなく、なんらかの精神的疾患を患っている可能性があるので注意が必要であるということ。

やっぱり大学の先生って面白い人が多いなあとしみじみ思う。

3月24日の日記

2005年3月24日
風邪のため自宅にて静養。

教育実習関係の書類は一通り揃って一安心。

集中力を欠きながらも読書。
やっぱりヴァージニア・ウルフの文章は難しい。

明日は元気になっているといいな。

風邪

2005年3月23日
疲れがたまっていたみたいで朝起きると風邪気味。

教育実習関係のレポート作成後、病院へ。
健康診断の必要もあるので調度良いかも。

もう無理がきかない体になってきていると実感。

帰国

2005年3月22日
台湾より帰国。

帰宅したら疲れがどっと出てきた。
友人の家に泊まっていたため気疲れもあるかも。

詳細は後程日記に残すことにしよう。

しかし、最近の飛行機はEクラスでも快適だ。
DVDも10本ぐらい、CDも30枚ぐらい選べて、全く退屈することがない。
なぜか『いま会いに行きます』を選択する。
ちょうど終わったところで到着でした。

台北3日目

2005年3月18日
朝ゆっくりと起きて洗濯後、観光へ。

東京よりも寒いぐらいで意外な感じ。

少し郊外に出て、中国茶の畑や博物館等へ。
バスの乗り方が今ひとつわからず、苦戦。

遅い昼食をビジネス街の定食屋さんで。
発泡スチロール製の容器にセルフサービスで好きなおかずを取る方式。料金はおかずに関係なく重さを測る方式。わりとアバウト。70元。

その後、台北のお洒落スポットをうろうろと。三越が大きな地位を占めている、そごうがあるのもなんか懐かしい感じ。お洒落の価値観は東京も台北も同じという印象。またスターバックスのあまりの多さにびっくり。

その後、友人よりTELあり、待ち合わせて彼の職場の友人と食事をすることに。

ショッピングモールの食堂で友人とその友人と食事。
どうやら職場の方は仕事帰りにラーメン屋に寄るという程度のノリだった模様。という事で特別話もせずに早々に別れる、やれやれ。

その後、今度は友人の西洋人の友人と遊ぶということでその友人宅へと移動。
西洋人宅はかなりエキセントリックな雰囲気、彼の女友達、その妹夫婦、ゲイの友人のカップル、ゲイの友人、台湾人の女友達という面々。
部屋は薄暗い照明とハウスミュージックのため独特な雰囲気。
ワインを飲みながら、しばし歓談。
緊張のため少々飲みすぎ。

その後、台北で最もお洒落なクラブに行く。
DJはヒップホップの巨人Grand Master Flash、ワインの酔いもあり3時まで踊り、帰宅。800元
タクシー代は1人150元
クラブなんて何年ぶりだろう。台湾の若者も見れて良かったかも。

それにしても疲れた。

台北2日目

2005年3月17日
9時頃に起床後、観光へ。

朝食に豆乳を飲む、美味。10元(30円)
この豆乳はぜひ日本にもほしい、健康的。

その後、名所観光。

孫文記念館、平和公園、TAIPEI101、等を観る。
観光名所にそれほど興味がない私としてはそこそに、やっぱり街をうろうろするのが面白い。
昼食は排骨麺、なんかとんかつがのったラーメンみたいなもの。100元。いがいと油こくなく食べれる。

夕食は友人と合流してわりとしっかりとした四川料理を食べる。
その後日本の企業が多くある地域を散歩。
ちょっとうさんくさいお店が多い。

日本人サラリーマン行くところ、女性の匂いありという感じがして、やれやれという気持ち。

この日まではまあまともな旅行。
翌日より・・・。

台北初日

2005年3月16日
チャイナエアラインの夕方到着便で台北へ。

到着後、バス、電車と乗り継いで友人との待ち合わせ場所へ。
1人での異国はやはりドキドキがあり、バックパッカーをしていた学生時代を思いだす。

友人と無事合流後、ナイトマーケットへ。
活気、活気、活気で楽しい。やっぱりアジアはこの雰囲気が良いんだなあと思い、肉まんや見たことのない台湾料理をいただく。牡蠣のオムレツみたいなものに独特なソースがかかったもの。
ビーフンやマンゴージュースを飲みお会計は100元、約300円。

夜遊びして友人宅に戻りルームメートの方々にご挨拶。
就寝。少々お疲れ。
パワーズ絶賛の村上春樹の代表作。

この作品はレディオヘッドのトム・ヨークも好きだと言う噂。私としては良い作品だと思う。スケールも大きくて分量も十分にある。文章も上手だし、再読にも十分にたえられる。村上春樹はもはや世界文学という地位にある作家だと思うし、人によっては英訳を読んでも、全く違和感がないと言っていた。時間がある時に英訳を読んでみたいと思う。

私は村上春樹と夏目漱石に関してはストーリーというよりは感情の起伏の乏しい主人公が好きで、自分と重ね合わせて読んじゃうので正しい読み方はしていないと思う。

例 『門』の感想、友達が少なくても、思い出したくない過去があっても、仕事が単調でも奥さんと静かにくらせれば幸せだということである。

小説が読めるようになる道は遠そうだな〜

■台湾旅行の準備、準備。
近所の図書館で読めばいいかな、と思っていたのですが作家肉声のCDがついているということで購入。作家としてはリチャード・パワーズ、ポール・オースター、カズオ・イシグロ、レベッカ・ブラウンとかなりバラエティに富んでいる。パワーズの声になぜか感動、また寝室に大きなスクリーンを置いて、ベットに寝ながらワイヤレスのキーボードで作品を書くというスタイルにも驚いた。なんかイメージのままというか・・。でも一番驚いたのは村上春樹を絶賛していること。パワーズに絶賛される日本人作家がいるなんて、読まねば。その村上さんのインタビューものってます。良い企画の本ですね。

個人的に9インタビューできるとしたら誰がいいかな、今度考えよ。

3月14日の日記

2005年3月14日
日曜日

彼女とドライブを兼ねてお買いもの。つくづく私は運転が下手だなあと思う、おそらくよっぽど田舎かアメリカにでも行かない限り車を所有するということはないでしょう。

世田谷のワインショップに初めて訪れたが、とても親切でお気に入りになりそうな予感がぷんぷん。

その後、彼女と軽くワインを飲む。

彼女帰宅後、先日ひどい飲み方をした友人Kを家に招待して飲む。彼は飲食店をやっているためワインにとても詳しく、好きなので良い機会だと思ったため。

はじめは味わって飲むも、結局痛飲モードで3本全て飲む。
ブルゴーニュの赤、シラーの赤、ブルゴーニュの白と全て好みの味で大満足。

今度はワイン会を開こうということでお開きに。
テーマは文学とワイン。
らしくなく、お洒落生活な日記かも。
言わずと知れた名作です。恋愛映画と言えばこれでしょう、というものです。やはりこの映画の素晴らしさは、自分の中でなかった少年時代を仮想体験できるということでしょう。男の子の誘いを断って、女の子と遊ぶなんて禁じ手だった少年時代、どんよりとした少年時代があら不思議、この映画を観た後ではさわやかなものに変わってしまっている。やっぱり子供関係の映画ははずれがないでしょう。その中でもベストなものの一つである事は間違いないです。

■彼女と池袋のイタリアンでお食事。
昔は美味しかったお店も、今行くと?ということが多くなった。最近の新店のレベルが高くなったことと、3年半のサラリーマン経験を経て、私の味覚が肥えてしまったことが原因か。こんなところで年齢を感じるなんて、ねえ。
私が最も好きな現役映画監督マイケル・ウィンターボトム監督のラブストーリー。題名はU2の名曲With or without youから。テーマソングも同曲です。ストーリーはすごくオーソドックスなラブストーリーなのですが、男で少し冷めている僕でもしっかり最後まで観れる作品です。こういうことってよくあるな〜という風に納得しながら見てしまえるタイプの等身大の恋愛です。(逆に言えば、冬ソナやセカチューのようにとんでもない事は全くおこらない)それでもアイルランドの景色はきれいだし、U2の音楽は最高だしで十分です。私は特に主人公の女の子が好きで、かなり感情移入して見ました。この女の子の気持ちになぜかとても共感できるのよ、男でも。お酒でも飲みながら土曜の夕方にでも観たい映画だと思う。ただ何度も観るタイプの映画ではない。

3月10日の日記

2005年3月10日
■今度は政治家さんがお酒で失敗したみたい。酒飲みとしては悲しいかぎり、本当に禁酒の世の中になったりして・・・。

■語学学校の高校生の子のとてもカラフルな服を着ている時がありますね、という服装チェックに冷汗。誰も見てないと思っていてもしっかり見ている人はいるものです。私服を買わねば。

■来週から台湾に旅行するというのに何も準備をしてない。少々あせらねば。
今年に入ってからというもの、お酒の失敗が非常に多い。
某歌舞伎役者や、スポーツ選手の事件等を見ても、やはり酒は飲んでも飲まれるなだなあと痛感します。

そんなこんなで酒場にもほとんど顔を出さなくなった私ですが、この本を読み、酒飲みの血がうずいてしまいました。お酒を飲みに行きたくなる本ということです。50代の女性が3時間睡眠できりもりする酒場では、おふくろの味を求めてたくさんのお客さんが訪れ、3代にわたって70年も同じ味を出し続ける店あり。大阪に行く機会があったらぜひ持って行きたいです。通常のグルメガイドのように味や値段だけでなく、お店の歴史やそこで働く人にもスポットを当てた私の中ではNO1グルメ本に輝きました。

時間ができたら飲みに行こ。

3月8日の日記

2005年3月8日
■午前中は語学学校。高校生の子は卒業式のため欠席。そういう季節なんですね〜、しみじみ。

■教育実習関係の資料が届く。なんか引き締まる思い。

■Uターン就職した大学時代の女友達より手紙をいただく。卒業以降、文通というか、手紙のやりとりを続けているがいつも勇気をもらう。近々結婚ということで文通も難しいかな、とうれしいやらかなしいやら。でもお幸せに。

■久々の飲み会。そこそこに楽しい。でも実は飲み会が苦手。
村上春樹氏の訳で読む。

一言で言ってしまえば、ユダヤ系で、コミュニストで、フェミニストの作家ということになる。当然そう単純にはわりきれない、独特の書き方をする作家です。作品としては私小説っぽく、ペイリーの属する小さなコミュニティが舞台となっている。また、この人は政治的なメッセージや女性としてのメッセージをものの見事にオブラートに包める人である。そのため政治、女性、ユダヤというバックグラウンドの上で絶妙な綱渡りをしているという感覚がある。1つ1つの作品はものすごく淡々と進むため、腰を落ち着けて真剣に読むべき本でしょう。暇つぶしには非常に向いていません。私としては好きな部類に入ります。

そういえばユダヤ系作家は父と子の話が多いと思う。

■生まれて初めて手にアカギレというものができる。本当に痛いです、これ。

3月6日の日記

2005年3月6日
今日は体の調子がよくないので家から一歩も出ず過ごす。

大学のレポート作成を一段落させる。

ショックなことが一つ。
レポートのため図書館から借りてきた本を読み終えてから、自宅の本棚を見るとその本がしっかりとありました。勤めていた時に通勤電車の中で読んだ模様。確かになんか聞いたことがあるなあと思ってたんですが・・。

■母校がなくなるという事で同窓会の連絡。都会の公立学校はどんどん生徒が減っているみたいね。

■FC東京は新潟を圧倒。応援している石川選手も点を取れたので良かった。今年も1試合ぐらい行きたいな〜

3月5日の日記

2005年3月5日
午前中に大学のレポート作成のため、「教育改革」藤田英典を読む。こんなことを言ってはいけないのでしょうが、教育学系の科目にあまり興味が持てない。こんなことで教員なんてなれるんでしょうか・・。

お昼、彼女と近所のイタリアン、シャークにてお食事。お昼にワインを飲むのが私は好きです。そう言えばこのレストラン2年ぶりくらいだ。

午後、本日よりJリーグ開幕。さてさて私の応援する東京は勝つでしょうか・・・。

■フジロックフェスティバルにビーチボーイズが出る。これは行かねば、しかし苗場とは中々大変そうです。
リチャード・ライトの自伝を原書で再読。

この人は小説も自伝も同じような書き方をする人だと思う。
基本的には小説においても自分の経験が基になっているという人だと思う。言いたいことが山ほどあって、それを全て言わないと気がすまないというか。しかしすごいパワーがあるのは、やはり黒人という人種問題がいかに切実なものであるかということを物語っているのだろうか。私はどうやらすごいパワーがあり、それを発揮する場所がなくもてあましているようなものが好きらしい。そういう意味ではこの作品は正にそういった作品だと思う。
私の通っているドイツ語のクラスは音楽留学のため、という人が多い。という事で自然と音楽の話題が多い。今日聞いた話を一つ。音大生の男の子なのだが楽器を1日触らないと違和感があるという事で旅行をすることもほとんどないとの事。その子の大変だというよりも、当然だという態度に少し尊敬の念すら覚えてしまった。

小説はどこにでも持って行けるので便利と言えば便利だ。

リチャード・パワーズの影響でグレン・グールド演奏のバッハの「ゴルトベルク変奏曲」を購入し聞く。正直、他のピアニストとの違いなど全く分からん(悲)しかしクラスの子達にはその違いは明らからしい。

とにかく音楽を自分で演奏できる人というのが羨ましくてしかたがない。もし時間が出来たら何かやってみよ。

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